部屋が汚い

好きな食べ物がカレーとハンバーグなので、多分僕は小学生です。小学生の頃から部屋の片付けは苦手でした。

2020の目標“計画的に生きること”と思いきや

あけましておめでとうございます。

 

 年末になるとその年を振りかって、年始になるとその年の目標を決める。これは僕のみならず日本人、いや多分アメリカ人もロシア人もジンバブエ人も、みんなの恒例行事だと思う。

  そして、目標を立てても往々にして達成できない。これも恒例行事だと思う。

 

僕の去年の目標は”計画的に生きること”だった。

 

 例えばダイエットだとか仕事だとかライフスタイルだとか、そういったものを計画してそれの通りに生きていく。

 まさしくAI。僕の去年の目標は、計画をただただこなすだけのAIになることだったといっても過言ではない。レプリカントを作り出したネクサス社も驚きのAI。計画遂行AIマン。I am AI.

 

 感情のない、ただひたすらに計画に沿って行動するAIになることを目指していたのだけれど、当然そんなことは出来なかった。

 

 元来怠惰な人間である僕が、計画的に生きることなど出来なかった。怠惰なだけではない。七つの大罪全てを背負った罪の権化。それが俺。I am 罪マン.

 

 それを踏まえて、僕の今年の目標は

 

“計画的に生きることが失敗することを計画する”

 

 というものに決定した。

 

 

 

 

 

しかしここで一つの問題が生じる。

 

 計画的に生きることが出来なかった人間が、その計画が失敗することを計画できるのかどうか。

 雁字搦めである。龐統も驚きの連環の計である。今の僕はまさに、船を鎖で止めて動けなくなった曹操と一緒である。

 

 どうすればいいのだろうか。雁字搦めで止まったままではいけない。そう思い立った僕は、また改めて新しく目標を立てた。

 

”計画的に生きることが失敗することを計画し、それが失敗することを計画する”

 

 

 

 

 

 

果たして、計画的に生きることが出来ず、その計画が失敗することを計画できない人間が、その計画が失敗することを計画できるだろうか?

 出来るはずがない。だから僕はまた、保険に保険をかけた2020年の目標を立てた。

 

 

 

 

 

 

 

”計画的に生きることが失敗することを計画し、それが失敗することを計画したものが失敗することを計画する”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様もお気づきだろう。これが所謂無限ループ、永久機関というやつだ。

 今だ誰も発明しえなかった永久機関を、2020年の目標を決めるという一つの行為だけで作り出した僕は、ノーベル賞を受賞してもいいはずだ。

 

こんなくだらないことでノーベル賞が得られるだろうか。

 無理に違いない。まず永久機関でもなんでもない。ただただ計画的に生きることができない怠惰な猿の妄言でしかないからだ。

 

僕の今の計画性のなさ。それはきっと、どこぞのグレタさんと同等ともいえるだろう。

 

なので、2020年の目標は、”適度に計画を立てて適度にアドリブで生きること”に決まりましたことを、ここで表明致します。

 

2020年もよろしくお願いします。