部屋が汚い

好きな食べ物がカレーとハンバーグなので、多分僕は小学生です。小学生の頃から部屋の片付けは苦手でした。

僕は吉岡里帆のインスタをフォローできない

「僕は吉岡里帆のインスタをフォローできない」

 

 

 

 このタイトルを見たとき、おそらく皆さんは、僕が吉岡里帆のアンチで、あのあざとい、わざとらしい可愛さや、主演女優として出ているドラマや映画の人気がないことをディスり始めるのではないかと思っているだろう。

 

 ごめんなさい、僕は吉岡里帆好きです。ディスりを見たい人の期待を裏切ってしまったので、おそらくこれからアンチ吉岡里帆過激派思想の持ち主達によって、ツイッターフェイスブック、インスタグラム、ミクシィライブドアニュース朝日新聞の社説欄、その他諸々のあらゆる媒体を通して、僕は晒し上げられ、二度と社会に出ることができなくなり、太陽を浴びることも許されず、地下での生活を余儀なくさせられてしまうことになるだろう。

 

 それでも、吉岡里帆が好きだという叫びを、僕は止めない。学生運動さながらの熱気、狂気、そして情熱を、今一人部屋でオードリーのオールナイトニッポンを聞きながら、ブログという対象に迸らせている。気持ち悪りいな。

 

 ではなぜ、そこまで吉岡里帆が好きなのにインスタをフォローできないのだろうか。

 

 それは、あまりにも吉岡里帆が好きすぎるからだ。好きすぎて、もしインスタをフォローしたら、おそらくインスタを開くたびに白目を向いて、口からあらゆる泡という泡を吹き出し、可愛さの暴力によるストレスで全ての髪の毛、陰毛、すね毛などの毛が抜け落ち、脳みその回路がショートしてしまい、一生社会復帰できなくなってしまうだろう。しかし、体中の毛を抜くことができるので、脱毛サロンに通う必要はなくなる。つまり、吉岡里帆は、脱毛サロンなのである。

 

 そんな僕だが、吉岡里帆のインスタ自体に興味があるので、時折アカウントを覗き見することがある。フォローしないことにより、吉岡里帆の持つ、この世の霊長類全てのなかで最も可愛い形をした目に耐えられる状況のときにのみアカウントを覗き見することができる。

 

 

 

 しかし、それだけ万全の体制で挑んだのにも関わらず、つい最近一度卒倒してしまったことがある。それは、どんぎつねのCMを見たときだ。エレクトした。僕はその瞬間に確かにエレクトした。脳みそが吉岡里帆の可愛さにより一瞬で蒸発し、体中の血液という血液が沸騰し空気中に発散した。それにより、僕の周りは一瞬で脳漿と血液で満たされ、あらゆる吸血鬼と蚊にとって世界で一番好条件な住処になったに違いない。

 

 あのCMは暴力である。しかしその暴力を受けながら、ひとつのことに気がついた。

 

 

それは

 

 

星野源が霊長類最強である」ということだ。

 

 

 

 あれだけの可愛さを対面で受け止めながらも、普通に演技をする星野源。彼は恐らく霊長類最強だ。そうでなければ掛けているメガネの度が合っていないに違いない。

 

 また、もう一つ霊長類最強を証明する事柄がある。皆さんは覚えているだろうか?あの「逃げるは恥だが役に立つ」という恐ろしいドラマを。ちなみに僕は一話も見ていない。

 

 逃げ恥のオープニングで、星野源新垣結衣は、二人でダンスを踊っている。あんな可愛い女子の可愛いダンスを目前にしながらも、ダンスに集中できる星野源。そんなことは、霊長類最強でなければ不可能に違いない。もし霊長類最強でなければ、頭がおかしいほどダンスが好きか、掛けているメガネの度が合っていないかのどちらかに違いない。たぶんメガネの度が合っていない。

 

 可能なら、星野源になってどんぎつねに扮した吉岡里帆と共演したい。いや、星野源になりたいなんて贅沢は言わない。星野源のメガネでも全く持ってかまわない。でもメガネの度は合わせて欲しい。とにかく、何らかの形で、吉岡里帆の近くにいたい。

 

 しかし、インスタをフォローできない程度の、霊長類の中で最弱に近い人間が、そんなに吉岡里帆の近くにいったらどうなるだろうか?

 

 まず、白目を向くを通り越して、目が360度回転し、元の位置に戻ってくるだろう。そして、再び吉岡里帆が視界に入った瞬間に、再び白目を向き、そしてそれを通り越して360度回転し、元の位置に戻ってくる。吉岡里帆を間近で見る限り、僕の目は永遠に回転を止められないだろう。

 

 さらに、吉岡里帆が近くにいるという状況に緊張し、心臓が爆発、そしてその爆発に誘発され、体中のあらゆる臓器、五臓六腑が弾け飛び、さらには射精の限りを果たし、陰茎は膨張を通り越して爆発、金たまはその爆発に誘発されて左右共に爆発するだろう。

 

 体中のあらゆる臓器が爆発し、目が永遠に回転しつづけるなかで、吉岡里帆の持つ爆発的な可愛さによるストレスに耐え切れず、やはり体の表面に生えているありとあらゆる毛が瞬く間に抜け落ちてしまうだろう。

 

つまり、吉岡里帆は僕にとって脱毛サロンなんですよね。